年齢を重ねるにつれて、「老け顔になっている」「老け見えしている気がする」と感じる場面が増えていませんか?
本記事では、老け顔(老け見え)の特徴や原因をわかりやすく解説します。
目次
みんなが悩んでいる!老け顔を印象付けやすい顔のパーツは目もと
実は、他人の年齢を予測する際、人は無意識に「目もと」を注視しています。アイトラッキング(視線追跡)を用いた実証実験では、他人の年齢を予測する際に8回中6回のケースで「目もと」を最も長く見ていることが明らかになりました。また、アンケートでも約4割の人が対話時に「目もと」を見ると回答しており、顔の中でも特に視線が集中し、年齢を印象付けやすいパーツだといえます。
実際に、目もとの印象だけで「見た目年齢が7歳以上変わる」と回答した人も約3割にのぼるなど、老け見えを左右する決定打となっているのです。

第一三共ヘルスケアダイレクトが全国の30~40代の女性500名を対象に実施した「目もとケアに関する調査」によると、9割以上が目もとに悩みを抱えていることがわかりました。
目もとまわりの気になる悩みについては「シミ(56.6%)」と回答した方が最も多く、次いで「くま(50.0%)」「たるみ・ハリ不⾜(48.0%)」「くすみ(41.6%)」と続きます。
目もとまわりについて「特に悩みがない」と回答したのはわずか3.2%と少数で、多くの女性が平均4つの目もと悩みを抱えていることが明らかになりました。
しかし、多くの方が目もとケアの必要性を認識している一方で、実際に目もとケアを行っている方は全体の約4割に留まるという結果も出ています。
さらに、目もとケアを行っている方のうち、下まぶたを集中的にケアしている方が半数で、目もと全体をケアしているのは4割弱にしか達していないことも明らかになっています。
以上のことから、目もとの印象は多くの方が抱える悩みでありながら、十分な対策ができていないパーツといえるでしょう。
関連記事:ブライトエイジPR事務局|全国30~40代の女性に聞いた!目もとケアに関する意識調査「アイゾーンケア白書」
老け顔(老け見え)の要素
具体的にどのような肌状態が「老け見え」の要素になっているのでしょうか。特に年齢が出やすいとされる目もとを中心に、見た目年齢を左右する主な要因を解説します。

シミ
目もとの悩みの中で最も多く、30~40代女性の56.6%が気にしているのが「シミ」です。紫外線や摩擦などの外部刺激、そして慢性炎症の蓄積によってメラニンが過剰に生成されることで発生します。シミが広範囲に点在したり、色が濃くなったりすることで、顔全体の清潔感や若々しい印象が損なわれてしまいます。
シワ・たるみ
目もとは皮膚が薄いため、乾燥や加齢によるコラーゲン減少の影響を最も受けやすいパーツです。アンケートでは、目もとのシワやハリ・ツヤの有無だけで、見た目年齢に「4〜6歳」の差が出ると回答した人が約半数(47.0%)「7歳以上」の差を感じると回答した人も約3割存在します。シワやハリ不⾜(48.0%)は、見た目の「お疲れ感」や「老け感」を決定づける大きな要因となります。
クマ
「クマ」も⼥性の半数(50.0%)が抱える深刻な悩みです。血行不良や色素沈着、たるみによる影など原因は様々ですが、慢性炎症がこれらを悪化させる要因となります。目もとに暗い影を落とすクマは、顔全体を暗く、実年齢よりも老けた印象に見せてしまいます。
輝度の低下(見た目の明るさの減少)
近年、見た目年齢に極めて大きな影響を与えることが判明したのが「肌の輝度(見た目の明るさ)」の低下です。第一三共ヘルスケアダイレクトの調査によると、30〜50代女性の約85%(84.5%)が「肌の輝度の高さは、若々しい印象を与える」と回答しており、輝度は若々しさを象徴する重要な要素といえます。
しかし、同調査では40代の80.0%、50代の79.5%もの⼥性が「加齢と共に肌の輝度が低下している」と実感していることも明らかになりました。実際に、輝度が高い肌と低い肌の画像を比較した実験では、輝度が低いだけで印象年齢に「5歳」もの差が生じるという結果が出ています。
輝度の低い画像の方が「年上に見える」と答えた人は74.3%に達しており、シミやシワといった局所的な変化だけでなく、肌全体の明るさやツヤ(輝度)が失われることこそが、老け見えを加速させる決定的な要因となっているのです。
なぜ老ける?老け顔(老け見え)を引き起こす5つの原因
老け顔を引き起こす原因は1つではなく、複数の要因が絡み合っていることが一般的です。ここからは、老け顔を引き起こす5つの原因を解説します。
紫外線対策不⾜
紫外線対策が不十分だと、肌が受けるダメージが大きく、老け顔が進行しやすくなります。
紫外線には、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを傷つける作用があります。そのため、紫外線を浴びすぎると肌はハリを失い、シワやたるみを引き起こす原因となるのです。
また、紫外線は肌表面に炎症を起こし、メラニン色素を過剰に分泌させることで、シミやそばかす、くすみなどの直接的な原因にもなります。
誤ったスキンケア
誤ったスキンケアも、老け顔を引き起こす一因です。
例えば、ゴシゴシと顔を強くこする洗顔方法は、肌の表面を傷つけて必要な皮脂まで奪ってしまいます。結果的に肌のバリア機能を弱め、メラニン生成が促されることにより、シミやくすみ、クマの原因になるのです。
また、保湿が不十分だと肌は乾燥し、くすんで見えたり小ジワができやすくなったりします。
ホルモンバランスの変化
⼥性ホルモンの減少は、老け顔の進行に大きく影響します。⼥性ホルモンの一種である「エストロゲン」には、肌のハリや潤いを保つコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促す働きがあるためです。
⼥性ホルモンは20〜30代をピークに減り始め、40歳になるとピーク時の約半分になります。コラーゲンやヒアルロン酸などを生成する力が弱まるため、肌は弾力を失い、シワやたるみが目立ち始めます。
また、肌の水分保持能力も損なわれるため、乾燥しやすくなり、肌のバリア機能低下にも繋がるのです。
ストレスの多い生活習慣
老け顔になりやすい原因として、ストレスも見逃せません。
ストレスの多い生活を送っていると、体内で活性酸素が過剰に発生し、老化を早めてしまいます。活性酸素が増えると、細胞が酸化してコラーゲンの分解が進み、シワやたるみの原因となるのです。
また、常にストレスを抱えていると緊張状態が続き、血管が収縮して血行不良に繋がります。血行不良は目の下のクマやくすみの要因となり、顔色が悪く見えます。
さらに、ストレスの多い生活はホルモンバランスを崩す原因にもなるため、老け顔の進行を一層早めるおそれもあるでしょう。
加齢
老け顔の最も根本的な原因は「加齢」です。
年齢を重ねるにつれて肌のキメが乱れ、ごわつきやざらつきが生じて肌の明るさが低下します。肌の明るさやツヤなどは、若々しさを演出する重要な要素です。
また、加齢とともに蓄積した老化細胞は炎症性物質を放出し、体内で慢性的な炎症状態を引き起こします。
この慢性炎症は細胞の機能を低下させ、肌では乾燥・しみ・たるみといったエイジングサインを加速させる原因に。
その結果、見た目の“老け見え”につながってしまいます。
老け顔(老け見え)を加速させる要因「慢性炎症」とは?
肌の炎症には、日焼けによる赤みのような「急性炎症」と、自覚症状がないままに静かに進行する「慢性炎症」があります。

慢性炎症は、紫外線や大気汚染などの外的要因に加え、加齢に伴う内的要因が原因となり、身体のさまざまな部位で引き起こされます。特に肌においては、慢性炎症がシミやしわ、たるみといった老化現象を加速させる引き金となるのです。
慢性炎症が肌の老化を加速させる要因には、年齢を重ねるうちに蓄積された老化細胞が放出する「SASP因子」の存在があります。SASP因子が周りの細胞に影響を与えることで炎症の範囲が広がり、その影響で真皮ではコラーゲンの量が低下し、肌のハリや弾力が失われる仕組みです。
世界的にも、慢性炎症は老化の指標として認知され始めています。動脈硬化やアルツハイマー認知症など、さまざまな病気とも関連付けられている見過ごせない要因なのです。
このように、肌の奥で静かに進行する慢性炎症は、単にシミやシワなどのエイジングサインを加速させ、見た目の若々しさ損なう大きな要因となります。
老け見えを加速させないためには、表面的なトラブルへの対処に留まらず、老化の根本原因である「慢性炎症」を捉え、包括的にケアする視点を持つことが、健やかな肌印象を保つための鍵といえるでしょう。
調査目的:目もとケアに関する意識調査
調査期間: 2023年9月
調査対象:全国の30〜40代⼥性(500名)
調査方法:インターネット調査
調査主体: 第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社
調査目的:肌の輝度に対する印象・意識調査
調査期間:2025年11月
調査対象:全国の30〜59歳⼥性(600名)
調査方法:インターネット調査
調査主体:第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社